一斗缶と半斗缶で1.5斗缶燻製器を作りましょう。
缶の内部に揮発性の液が残っている事があるのでジスクグラインダの作業は
缶の中に水を一杯入れガス抜きをして安全に作業をして下さい。
1.5斗缶燻製器製作
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切込入れ
底の鉄板はすべてくり抜きますが、上蓋は半斗缶の上に接続しなければいけないので対角線に切り込みを入れます。半斗缶の底に対角線に切り込みを入れるときはすべて切断します。
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切り込み中
この後金切りハサミでくり抜いたり接続部分の耳を残したり作業をします。
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缶切りで
缶切りで半斗缶の板をくり抜いています。接続の仕方でこの図の底を残すこともあるので慎重に作業を進めます。
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金切りハサミで
1斗缶と接続するので図のように耳を残してカットします。この耳が斗缶の中に差し込まれリベット止めするのです。
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半斗缶耳。
半斗缶の上下左右に穴を開け1斗缶に差し込みガムテープで留めます。
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蓋切取完了
蓋は折り曲げないで加工用として取っておきます。
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接続耳を残す
耳の残し方は半斗缶でも1斗缶でも良いです。作成しやすい方を各自選んで下さい。この上に半斗缶が乗りリベット止めで連結接続されます。
ここからは1斗缶の耳を残す工程になりました。申し訳ありません。 -
耳を成型
耳にリベットの穴直径4mmを2個開けましょうこの上に半斗缶が乗りますが、。半斗缶をかぶせたら穴開け位置をマジックで印を付け半斗缶に穴を開けたらリベットで接続します。
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1斗缶に乗せ
耳は下の1斗缶の方に曲げるのですが、わかりやすいように耳を水平にしています。耳には2カ所ずつ8カ所の穴が開けられています。
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1斗と半斗合わせ
1斗缶の上に半斗缶を乗せます。対角線に切り取った半斗缶の耳は中に入れてはめ込み具合を確認します。
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1斗と半斗合体
一斗缶と半斗缶を重ねてガムテープで仮接続します。その後接続つばの穴をけがいてポンチを打ち穴を開けます。リベットで接続するまではガムテープは剥がさないようにします。
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ポンチ打
ドリル穴開け誘導の凹みを作るのに先のとがった工具(ポンチ)を金槌などで打ち込みます。
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穴開け工具
左から穴開け誘導凹み付けポンチ、ハンマー、角材長い、角材短い
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穴開前ポンチ打
半斗缶の耳を残すことにしたので穴開けするところにドリルのガイド凹みをポンチで付けます。
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ポンチ凹み
この穴に電気ドリルの刃先が当たり穴が開きます。
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リベットなまし
レンガの上にリベットを並べ軽くバーナの炎で焼きます。自然に冷ますと金槌で叩いたときに早くつぶれカシメる事が出来ます。
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リベット接続
耳に2カ所づつ穴を開け1斗缶に重ね穴の位置にマジックで印を付けポンチで凹ませドリルで穴を開けリベットを入れ叩きカシメます。
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リベット差込
差し込んだリベットの下には金床を置き中のリベットを叩きカシメます。
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カシメ完
均等に叩き丸くつぶすようにしましょう。
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ドッキング完
2カ所の穴で接続しています。
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上から見た図
1.5と缶燻製器の中の様子です。吊るし棒は2本ですが1.5斗缶燻製器では4段の吊るし棒をセットできるように穴を開けておきます。
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1.5斗缶3台
1.5と缶燻製器3台です。これに吊るし棒等の穴開けをしていきます。背の低い1台は半斗缶の高さが違うためです